交通事故案件 解決事例
以下は、弊所が過去に扱った、交通事故の損害賠償の解決の一部の例として、保険会社からの示談金額提示後に大幅な増額を得たケースについて、弊所の具体的な取組をご紹介します。なお以下の例は、弊所の豊富な経験のうちのごく一部です。
また、これら解決事例は、過去の特定の事例における解決の例示にすぎず、将来の特定のご相談の案件、ご依頼を受ける事件について特定の成果を保証するものではありません。
増額事例 保険会社最終提示額の約4.6倍(交渉による解決)
事案
事故時の傷病:骨折
後遺障害 :12級
保険会社最終提示額:約312万円 → 解決額:約1433万円
解決内容
30代の男性が事故に遭い、骨折しました。治療終了後後遺障害12級の後遺障害が残り、保険会社から約312万円の提示がありました。ご相談を受けた結果、保険会社が主張する後遺障害の賠償金額が不当に少額であること、また過失割合の主張にも問題があると判断しました。これを踏まえ保険会社と交渉した結果、保険会社からの最終提示額から4.6倍増額した約1433万円で解決しました。
増額事例 保険会社最終提示額の約17.54倍(後遺障害異議申立と交渉)
事案
事故時の傷病:骨折
後遺障害 :12級
保険会社最終提示額:約82万円 → 解決額:約1438万円
解決内容
40代の女性が事故に遭い、骨折しました。治療終了後、症状が残ったものの、後遺障害は非該当という認定でした。ご相談を受けた結果、等級認定について異議申立を行うこととし、結果として等級認定については、肘関節の可動域制限が認められ、12級への変更が認められました。これを踏まえ保険会社と交渉した結果、保険会社からの最終提示額から17.54倍増額した約1438万円で解決しました。
増額事例 保険会社最終提示額の約9.2倍(後遺障害異議申立と交渉)
事案
事故時の傷病:頚椎捻挫、肩関節障害
後遺障害 :14級(異議申立で12級に変更)
保険会社最終提示額:約161万円 → 解決額:約1481万円
解決内容
30代の男性が事故に遭い、頚椎や肩関節を受傷しました。治療終了後後遺障害14級の後遺障害が残り、保険会社から約161万円の提示がありました。ご相談を受けた結果、等級認定について異議申立を行うこととし、結果として等級認定については、肩関節の可動域制限が認められ、12級への変更が認められました。これを踏まえ保険会社と交渉した結果、保険会社からの最終提示額から9.2倍増額した約1481万円で解決しました。
増額事例 保険会社最終提示額の約2.1倍(後遺障害異議申立と交渉)
事案
事故時の傷病:鎖骨骨折等
後遺障害 :併合11級
保険会社最終提示額:約713万円 → 解決額:約1500万円
解決内容
10代の男性が事故に遭い、鎖骨骨折等の傷害を負いました。治療終了後後遺障害11級の後遺障害が残りました。保険会社からの提示額を見ると、後遺障害に関する労働能力喪失期間や労働能力喪失率についての主張が不当に小さいと考えたため、これを踏まえ、かつ判例などを援用して保険会社と交渉した結果、保険会社からの最終提示額から2.1倍増額した約1500万円で解決しました。
増額事例 保険会社最終提示額の約6.3倍(訴訟による解決)
事案
事故時の傷病:骨折
後遺障害 :12級
保険会社最終提示額:約331万円 → 解決額:約2100万円
解決内容
20代の男性が事故に遭い、骨折しました。治療終了後後遺障害12級の後遺障害が残り、保険会社から約331万円の提示がありました。ご相談を受けた結果、保険会社が主張する後遺障害の賠償金額が不当に少額であると判断し、交渉するも妥当な解決の見通しが立たなかったため、提訴しました。その結果、裁判所は大筋で当方の主張を認め、保険会社からの最終提示額から6.3倍増額した約2100万円で解決しました。
増額事例 保険会社最終提示額の約2.55倍(交渉による解決)
事案
事故時の傷病:腰椎椎体骨折等
後遺障害 :8級
保険会社最終提示額:約979万円 → 解決額:約2500万円
解決内容
30代の男性が事故に遭い、腰椎椎体骨折等の傷害を負いました。治療終了後後遺障害8級の後遺障害が残りました。しかし、保険会社から損害算定としては11級が相当であるとの主張があり、約979万円の提示がありました。ご相談を受けた結果、保険会社の主張は判例に照らしても妥当ではないと判断し、適切な判例などを援用して主張を展開したところ、保険会社からの最終提示額から2.55倍増額した約2500万円で解決しました。
増額事例 保険会社最終提示額の約2.06倍(交渉による解決)
事案
事故時の傷病:顔面挫創、骨折
後遺障害 :9級
保険会社最終提示額:約697万円 → 解決額:約1438万円
解決内容
40代の男性が事故に遭い、顔面挫創・骨折等の傷害を負いました。治療終了後後遺障害9級の後遺障害が残り、保険会社から約697万円の提示がありました。ご相談を受けた結果、保険会社が主張する後遺障害の賠償金額は、顔面挫創による外貌醜状が無視されたものでが不当に少額であると判断しました。そのため保険会社と交渉し、判例などを援用して主張を展開したところ、保険会社からの最終提示額から2.06倍増額した約1438万円で解決しました。
増額事例 保険会社最終提示額の約2.37倍(交渉による解決)
事案
事故時の傷病:頚椎捻挫
後遺障害 :14級
保険会社最終提示額:約152万円 → 解決額:約361万円
解決内容
30代の女性が事故に遭い、頚椎捻挫等の傷害を負いました。治療終了後後遺障害14級の後遺障害が残り、保険会社から約152万円の提示がありました。ご相談を受けた結果、保険会社が主張する後遺障害慰謝料、後遺障害逸失利益の金額については、基礎収入・労働能力喪失期間の両面から不十分と判断しました。そのため保険会社と交渉したところ、保険会社からの最終提示額から2.37倍増額した約361万円で解決しました。